edXとは
edX(エデックス)とは、米国のマサチューセッツ工科大学とハーバード大学によって創立されたMOOC(Massive open online course)のプラットフォームです。
edXではOpen edXというedXで利用されている学習プラットフォーム自体をオープンソースで提供しており、ダウンロードして、自分自身で構築することができます。
アカウントを登録して試してみましょう
edXではアカウントを登録しないとコースを受講できませんので、早速登録してみましょう。
画面右上の「Get Started for free」をクリックしてください。
Full name / username / Email / Password / Countryを記入して登録する方法と、Apple / Facebook / Google / Microsoftのいづれかのアカウントを利用する方法がありますので、今回はGoogleのアカウントを利用して登録してみます。
登録ができたら、ダッシュボードが表示されます。コースを見ていきましょう。
コースを探してみよう
こちらはダッシュボードの画面です。「Explorer Courses」をクリックするとコースカタログが表示されます。
「Programs」と「Courses」に分かれていますが、検索ボックスの下にフィルター項目があり、コースはかなり多く分類されていることがわかります。373プログラムと3,512のコースがあるようです。
フィルター項目
- Subject
- Partner
- Program
- Level
- Availability
- Language
試しに「Language」をJapaneseに設定しましたところ、東京大学と早稲田大学のコースが見つかりました。
コースを試してみよう
検索のフィルター項目に、「Professional Certificate」、「Introductory」、「Available now」などを選ぶと、「CS50’s Introduction to Computer Science」が最初にできてきましたのでこちらを試してみます。
コースの詳細が表示されました。
12週間ほどのコースで、各週に6時間から18時間の受講時間が想定されています。自分のスピードで受講でき、無料になっています。すでに300万人以上が受講している人気のコースのようです。
ここで「Enroll」してみます。
149ドル払って正式な修了書を手に入れるパターンと修了書をなしのパターンと選択肢が表示されます。受講完了後にハーバードが大学の正式な修了書をもらえ、履歴書などに書き込むことができたり、Linkedinにリンクできるのであれば、149ドルも高くないかもしれません。ただ、難易度が気になるので、今回は修了書なしの選択をします。その場合は「Audit This Course」をクリックします。
まだ、コースは始まりません。とりあえず、「Start Course」をクリックしてみます。
「Week 0」が始まりました。「Lecture」と書かれた右にNotes, Slideなどいろいろな講義素材がありますが、とりあえず「Next」をクリックして次に進みます。
ビデオが表示されました。1時間41分ほどです。
46秒後にタイトルが表示されました。どうやらScratchについての話のようです。
ちなみにWeek 1以降は以下の講義になります。多くの分野を網羅しています。
- Week1 C
- Week2 Arrays
- Week3 Algorithms
- Week4 Memory
- Week5 Data Structures
- Week6 Python
- Week7 SQL
- Week8 HTML, CSS, JavaScript
- Security
- Week9 Flask
- Artificial Intelligence
- Week10 Ethics
- Final Project
タイトルから数秒後に講義が始ま下まりました。見終わったら「Next」をクリックします。
「Week 1」に移動しました。今回は動画を見るだけでなく、「Lab 1」など、演習もあるようです。動画と一緒に利用してください。
まとめ
驚くほどに作りこまれています。これを修了すれば、修了書はなくともかなりの自信と技術力は手に入るのではないでしょうか。
日本語だったらと思う方に朗報です。現在はCS50 for Japaneseというサイトでハーバード大学と同じ講義がCS50日本語版として視聴できるようになっています。ただしこちらは翻訳された情報の提供であり、こちらを受講してもedX上のCS50のコースを受講したことにはなりません。
詳細は以下のページをご覧ください。